「自分の姿を知られるのは恥ずかしいと思った。それでも私は書くことに決めた」
23歳だった星野文月さんを襲った突然の出来事。
恋人が脳梗塞で倒れた。
星野さんの生活から突然恋人が消え、それまで普通だった生活が普通でなくなっていく。
普通、あまり起きないであろう現実。
受け入れたくないけれど、向き合わなければいけない現実。
心がゆれる。気持ちもゆれる。
今の私って、恋人がいるって言える状態なのか、それとも・・・
24歳の誕生日の3日前。
その日からの半年間を赤裸々に綴った日記と何枚かの写真。
読み進めるほどに伝わってくる、文月さんの恋人への想いと、普通に流れていく現実。
文月さんは、この半年で、何を感じ、何を思ったのか。
そして・・・
星野文月(ほしのふづき)
1993年生まれ
長野県出身